娘のお泊りデビューに涙

歯ぎしり

娘と二人で近所の花火大会に出かけました。とっても綺麗な花火を見て4歳になったばかりの娘も喜んでいました。

とても近所なので周りにはご近所の方がたくさん来ていて、そこには娘の幼稚園のお友達の家族も来ていました。

奥さんがとてもいい人で母親同士も仲良くしており、奥さんが「ちょっとお茶飲んでいかない?」と誘ってくれたのです。そして「ちょっとだけなら、、」と寄せてもらい、私は奥さんと話を、娘は子供同士で遊んでいました。

「さて、帰ろうか」と娘に声をかけると「やだー!!!」と言われ、それを見た奥さんが「そうだ!今日、お泊りしたら?」と言ってくれたのです。

「でもうちの子したことないの、、」と言うと、「あら、じゃあ余計にいいじゃない!うちなら良く知ってるし安心でしょ」と言ってくれたのです。

娘に「お泊りしたい?」と聞くと「うん!」と二つ返事。こうして急にお泊りが決定したのです。着替えを届けるも娘はウキウキ。顔も見ずに「ママ、バーーイ!」と言っていました。

でも歯ぎしりが心配。

家についても、私がソワソワしていました。朝10時に迎えに行く約束をしたのですが、それまで1週間くらいありそうなほど長く感じました。

お風呂に入ってベッドに入ると、いつも隣で寝ている娘がおらず、涙が出てしまいました。リビングのソファーで本を読んだりして気を紛らわし、気づくと朝の4時になっていました。そこから3時間ほど寝て、10時きっかりに娘を迎えに行きました。

「ママーーー!」とすっとんできた娘を抱きしめて「いい子にしてた?」と聞くと娘が泣いていました。それにつられて私も泣きました。

「すっごくおりこうさんだったわよ。ママ、一人で寝てるね、さみしいかなってゆってたのよ」と奥さんに言われてまた涙が出ました。

ちゃんと私のことを気遣ってくれて、でもしっかりよそのおうちでやり遂げた娘を誇らしく思いました。

親子で成長できたお泊り体験でした。

離婚後の就職活動の苦労

離婚をする前は、専業主婦として家庭を守っていた女性がいました。いろんなことがあって離婚を決意した時点ではまだ仕事を探してもいない状態でした。結婚する前は、事務職として働いていたその女性は、結婚を機に退職。その後、結婚生活の間の約六年間、社会に出ずに家庭を切り盛りしていました。
離婚後すぐに、ハローワークなどを活用して就職活動専念しました。しかし、六年というブランクと三十を超えた年齢の壁は、なかなか高かったようです。正直すぐに仕事に入るつもりでいたその女性は、かなり焦ったようでした。それほどの好条件を選んでいるわけでもないにも関わらず、就職が決まらない。現在の社会の現状を、この就職活動に寄って実感したようでした。
多少の貯蓄があったとはいえ、それほど多くの金額の用意があるわけではありません。できれば使わずに取っておきたい彼女は、前職の事務職に拘らずにとにかく働ける場所を探すようになりました。そうして何とか飲食関連の仕事に採用されて、勤めることになったそうです。しかし、それからが大変でした。
慣れない仕事に加えて体力的な面での辛さ、そして週休一・二日の長時間労働…。自分の身がもたなければ、即生活費に直結するプレッシャーで大分参ってしまったようでした。それでも彼女は泣き言をいうわけにはいきませんでした。助けてくれる人もいなかったようなので、辛い身体にムチを打って働いて現在も働いています。
離婚という人生の大きな出来事の後にも休める暇はなく、慣れない社会に飛び込んでいかなければならないのは、傍目から見ていても辛いものでした。

社会は離婚経験者に冷たいのではないか

社内で昇進することが決定事項になりつつあったころ、パートナーから急に離婚届を突きつけられました。昇進したいがために家庭を軽視していたので、当然の報いかもしれません。パートナーをいくら説得しても考えを変えてくれないようだったので、私は離婚話に応じることになります。社会保障関連の手続きがあるので、当然のことながら会社にも事実を伝えた数日後のことです。私の昇進話はいつの間にか消滅してしまい、代わりに同等の能力を持つ同僚に白羽の矢が立ちました。覚えている限りで大きな失敗をしていませんでしたから、十中八九離婚が影響しているのだと思いました。過去にも似たような前例があったようなので、離婚したら昇進が難しくなる現実を痛感させられました。
離婚してからの毎日のほうが、充実していると個人的には感じます。パートナーがいた頃より仕事が捗りますし、実家の両親が家事を手伝いに来てくれるからです。ところが、周囲から見た私は哀愁ただよう人間のようです。老後の面倒を見てくれる身近な存在がいないのは不安が大きいなどと私を説得してくるものの、何を言われようとも心に響きません。それだけではなく、既婚者である学生時代の友人を食事に誘ったときには悲しくなる仕打ちを受けました。離婚したばかりなのだから再び新たな結婚生活を始められるように頑張るべきだと言い、私からの誘いを断ったのです。惨めな気持ちになりつつありますが、仕事を楽しめているので心が折れることはないと思います。