社会は離婚経験者に冷たいのではないか

社内で昇進することが決定事項になりつつあったころ、パートナーから急に離婚届を突きつけられました。昇進したいがために家庭を軽視していたので、当然の報いかもしれません。パートナーをいくら説得しても考えを変えてくれないようだったので、私は離婚話に応じることになります。社会保障関連の手続きがあるので、当然のことながら会社にも事実を伝えた数日後のことです。私の昇進話はいつの間にか消滅してしまい、代わりに同等の能力を持つ同僚に白羽の矢が立ちました。覚えている限りで大きな失敗をしていませんでしたから、十中八九離婚が影響しているのだと思いました。過去にも似たような前例があったようなので、離婚したら昇進が難しくなる現実を痛感させられました。
離婚してからの毎日のほうが、充実していると個人的には感じます。パートナーがいた頃より仕事が捗りますし、実家の両親が家事を手伝いに来てくれるからです。ところが、周囲から見た私は哀愁ただよう人間のようです。老後の面倒を見てくれる身近な存在がいないのは不安が大きいなどと私を説得してくるものの、何を言われようとも心に響きません。それだけではなく、既婚者である学生時代の友人を食事に誘ったときには悲しくなる仕打ちを受けました。離婚したばかりなのだから再び新たな結婚生活を始められるように頑張るべきだと言い、私からの誘いを断ったのです。惨めな気持ちになりつつありますが、仕事を楽しめているので心が折れることはないと思います。

長女の中学最後の運動会

今日は中3の娘の中学最後の運動会でした。吹奏楽部に入っている娘。開会式のファンファーレを吹くので是非見に来てほしいとのことでした。開会式は8時40分からでした。
中学校から家まではとても近く歩いて5分ほどです。なので、8時30分くらいに家をでました。その時すでに校長先生の話がされており、最後にファンファーレが鳴るのかなと思い、娘がいるはずであろう場所にカメラのピントを合わせていたら、「おはよう」と吹奏楽部のママ友に声を掛けられた。「おはよう。ファンファーレは一番最初だったよ(笑)上手だったよ~!!」と言われ愕然…もう少し早めに家を出たら見れたのに…と後悔しました。その後すぐに100メートル走があり、弟が声を張り上げて「ねーちゃん頑張れ~!」と叫んでいたのですが、その声に気付きこちらに笑顔を見せる余裕もありながらも4位の結果に笑ってしまいました。
その後はしばらくは娘の出る演目はなかったので自宅に帰ろうということで、下の子とゆっくり自宅でくつろいでいました。昨日はいろいろあって2時間しか寝ていない私。うとうとしているところを下の子に起こされ、学年リレーがあるころであろう時間を予想して家をでました。娘の出番は21番目。運動場に着いた時に30番のゼッケンをつけた男子生徒たちがバトンを待っていました。あれ…30番?もしかして終わった?と思いながらも最後まで学年リレーを見ていたのですが、気付いたら最後のタスキをつけた男子生徒たちが並び始めました。ああ、やっぱり終わっていたのだと再確認しました。幸いにも娘のクラスがトップでゴールを切りました。もうすぐ帰ってきます。「あなたのクラス
1位だったね」と声をかけるしかないと思っています…ごめんね。

バカな自分に気づいただけでも幸せ

元々、共働きだったから仕事をして家事をして子育てをして。
なにも変わらないと思っていた。
それでも、やっぱり突然襲ってくるものが虚無。
今まではなんとなく隣に誰かがいた。
話をするわけでもなく、ただいた。
それが無くなった。
なんだかぽっかりと穴があいてしまった気がして。
離婚切り出したのは自分だった。
夫のつくった借金を返すために働いていた毎日。
姑に、「あなたが付いていながら何でこんなことになったの!」と罵倒された事。
それが悔しくて、離婚せずに借金を返した日々。
それでも、夫は変わらなかった。
我慢すれば良かったのかもしれない。
変わって欲しかった。
夫が変わってくれたら、もうやらないからと約束して、本当にそれを守ってくれていたら。
今でも笑って暮らせたかもしれない。
私が辛い事。
それは、夫を愛し続けてしまった事。
きっと変わってくれると信じた、願望が届かなかった絶望。
結果的に離婚をしてしまって、夫を失った喪失感に押しつぶされそうだった。
どうしたら嫌いなれるのか。
そればかり考えて、離婚した事後悔ばかりして過ごした。
なにより虚無感が辛かった。
脱け殻だった。
それでも、私を救ってくれたのは娘だった。
離婚するまで、私は本当に笑っていなかった。
大声を出して、涙が出るまで笑う事がなかった。
それが、離婚したら笑うようになったと娘が私に言った。
自分から手放して、自分だけで喪失感で押しつぶされそうになって。
きっと娘はもっと辛かったはずなのに。
突然父親と離され、会えなくなった。
それにすら気づかず自分だけが辛いような日々を送った自分に、娘に申し訳なかった。
ダメな自分を、それでも必要としてくれる娘。
それだけで充分だったことに気づかなかった。
笑顔でいます。
娘のために。